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COLUMNコラム

2018.05.26(土)

  • 式場選びについて

緑豊かで厳かな神前式

こんにちは。

湘南ウェディングカウンターコンシェルジュの友永です。

さて、最近大人婚ばやりで、しばらく神前式での結婚式が脚光を浴びていますね。

また、若い方の中にもガチャガチャとした雰囲気のパーティ形式よりも厳かな雰囲気のある神前式が良いという方も多くいらっしゃる様になりました。

日本は昔から神様の国と呼ばれ神様信仰の国で、神社は身近に感じられますが・・

実際はどんな風な流れで進行されていくの???とお思いの方もいると思います。

本日は神社での神前式につい当日の流れや費用など、基礎をご紹介します。

◎神前式は主に神社で結婚式を挙げることです。
挙式費用として神様に収める玉串料(初穂料)や、婚礼衣装としての着物など、聞き慣れない言葉や慣習があります。 

<神前式結婚式の流れ・式次第・進行>
・家と家を結び付けるのが結婚であるという考え方に基づき、神職と巫女がご両家の縁結びをします。
結婚式全体の所要時間は30分〜60分くらいです。  

【式次第】


0. 入場

・係員または巫女さんの先導で式場に入場します。先頭が新郎新婦、媒酌人夫妻、父・母そして親族(血縁関係が近い順)となります。

・神棚に向かって右側が新郎および親族、左側が新婦および親族です。
・媒酌人夫妻は、新郎新婦の両側もしくは後方になります。

・全員が揃ったところで、神職(斎主とも言う)が入場します。

1. 修跋の儀 (しゅうばつのぎ)
・全員起立して拝礼をします。

・神職が御祓詞(はらえことば)を唱えながら、新郎新婦及び参列者の身を浄めるためのお祓いをします。

・お祓いが終わったら全員着席をします。

2. 斎主一拝 (さいしゅいっぱい)
・全員起立します。

・神職(斎主)が神棚に向かって一拝をしますので、それに合わせて全員で一拝します。
(神への敬意を表し、一度おじぎをすること。一礼とも言います)

3. 祝詞奏上 (のりとそうじょう)
・全員起立します。

・神職(斎主)が神に結婚の報告と結婚を祝う祝詞(のりと)を奏上します(読み上げます)。

・祝詞奏上が終わり、神職が着席をしたのち、一同着席をします。

4. 三献の儀 (さんこんのぎ) または三三九度
・三三九度の盃を交わす儀式を三献の儀と言います。

・新郎新婦の前に、巫女が大中小の3つの盃とお神酒を持って来ます。 お酒は下記の順に注がれ、飲む順序も決まっています。

・ 飲むときには、1,2,3と三回、盃を傾けますが、1,2回めは口をつけるだけで、3回めに飲み干すようにします。
三つの盃を三回ずつ飲むので、三三九度と言われます。

[三献の儀]
1)小の盃(一献め)を新郎が受け、まず飲み、新婦に渡し、新婦が飲みます。
2)中の盃(ニ献め)は新婦が受け、まず飲み、新郎に渡し、新郎が飲みます。
3)大の盃(三献め)は新郎が受け、まず飲み、新婦に渡し、新婦が飲みます。

・お酒が飲めない人はあらかじめ神社に伝えておくことをおすすめします。
お水にしてくれるところもありますし、飲む真似だけですむところもあります。

※三献の儀は、「式三献」とも言われ、宮中などで正式な祝賀のお祝い膳の初めに供された盃三献に由来します。一献ごとに酒肴が変えられ(「熨斗鮑」のしあわび(別名うちあわび)、「搗栗」かちぐり、「昆布」などが供されました。「打ち(のし)、勝ち、よろこぶ」という縁起を担いだと言われています)。
戦国武将たちも出陣前に三献の盃を飲み干して勝ちどきをあげたようです。祝賀、婚礼、大切な客人の接待、宴席、出陣などで用いられる儀式として受け継がれてきました。
現在では神前結婚式の一連の儀式の中でも最も厳粛な儀式の一つです。

5. 神楽奉納 (かぐらほうのう)
・神社によっては神楽の奉納が無い場合もあります。 また、神楽が奉納される場合でも、一連の神事の中でどの順番で奉納されるのかは、神社によってもさまざまです。 指輪交換の後だったり、玉串奉奠(たまぐしほうてん)の後だったりすることもあります。

6. 誓詞奏上 (せいしそうじょう)
・いわゆる「誓いの言葉」にあたります。奏上とは、読み上げるという意味です。新郎新婦が神前で誓いの詞(ちかいのことば)を読み上げる儀式です。

・誓詞は、巻き紙に書かれています。
・まずは新郎新婦が神前に進み出て一礼し、新郎が誓いの詞を読み上げます。読み終わったところで、新郎が名前を述べ、新婦が自分の名前を述べます。

・読み終えたら、新郎は誓詞をもとどおり巻き直したのち(あるいはもとどおりたたむ)、神前に献上します(「玉串案」たまぐしあんに乗せます)。

・ 新郎新婦は二礼二拍手一礼をします。

7. 指輪交換の儀
・指輪の交換は、本来の神事には無い儀式です。しかし、今日の神前結婚式では一連の儀式の中で執り行われる場合が多いようです。

・巫女が指輪を持ってきます。新郎は新婦の左薬指に結婚指輪をはめます。
新婦は新郎の左薬指に結婚指輪をはめます。


8. 玉串奉奠 (たまぐしほうてん
・玉串奉奠(たまぐしほうてん)…聞き慣れない、難しい言葉です。神式の儀式において、神前に玉串を捧げる、謹んで供えることを言います。

※玉串とは、榊(さかき)などの常緑樹の小枝に、紙のヌサ(幣)と言われるもの、または木綿(ユウと言われるもの)をつけ、神前に供えるものです。神前結婚式だけでなく、あらゆる神事に用いられます。葬儀でも仏教における線香の代わりに用いられ、遺族や会葬者によって神前に捧げられます。

・巫女が玉串を持ってきます。新郎新婦は玉串を受け取り神前に進みます。

・ 一礼して玉串案に供え、一歩下がってから新郎新婦二人揃って二礼二拍手一礼をします。

・新郎新婦に続き、媒酌人、親族代表(または親族一同)の順で玉串をお供えします。

・玉串奉奠の作法(玉串のお供えのしかた)……
1)巫女が玉串を持ってきます。右手で根元を上からもち、左手で葉の方を下から支えるように持ち、神前に進み一礼します。
2) 玉串を時計回りにし、右手で持っている根元を自分の前に持ってきます。葉の方の左手は神前に差し出すように下から葉を支えます。
3)玉串を額に近づけるように掲げ、末永い幸せを祈念します。
4)玉串をもとの高さに下げ、左手で根元の方を持ち、右手で葉の方を持つように、手を持ち替えて更に時計回りにします。
5)根元が祭壇の方を向いたところで、 神前に一歩進み、玉串を胸の高さに掲げ、玉串案にお納めします。
6)一歩下がって二礼二拍手一礼をします。

9. 親族盃の儀 (しんぞくはいのぎ)
・「御親族御固めの儀」とも言います。両家の親族の固めの盃を交わします。

・親族の前に巫女がお神酒を注ぎます。全員にお神酒が注がれたら、一同起立をしてお酒を飲み干します。飲み干す際には、三三九度のときと同じように、1,2,3と三回、盃を傾けますが、1,2回めは口をつけるだけで、3回めに飲み干すようにします。

10. 斎主一拝 (さいしゅいっぱい)
・全員起立します。

・神職(斎主)が神棚に向かって一拝をしますので、それに合わせて全員で一拝します。
(神への敬意を表し、一度おじぎをすること。一礼とも言います)
11. 退場
・神職が退場します。

・神職に続き、一同も退場をします。退場の順序は会場の都合によりますので巫女や係員の指示に従って下さい。

神社への謝礼】
神前結婚式を神社で挙げる場合、謝礼として神職に謝礼を渡します。挙式費用とは別に渡す場合がほとんどですが、謝礼も挙式費用に含まれている場合もあります。神社で挙式する場合には、予約の際に「挙式費用には神職への謝礼も含まれますか?」と確認すると良いでしょう。

神職への謝礼の表書きとしては「御初穂料」「御玉串料」「御礼」などがあります。

初穂料の金額のめやすは?

●神社に支払う謝礼としての初穂料の金額のめやす

◎ 神社によっては、料金を規定しているところもあります。事前に電話などで問い合わせることをおすすめします。
合格祈願、安産祈願、交通安全、厄よけ、お宮参り、七五三など、それぞれの目的によって異なりますが、個人が参拝する場合のご祈祷料、初穂料、玉串料の相場は、5,000円〜が大半です。会社の場合は10,000円〜が多いようです。(地方では3,000円〜)御祈祷を受ける人数によっても異なります。

◎神前結婚の時に納める御玉串料(御初穂料)は、上記のケースよりも高額で、100,000円くらいからですが、挙式料一式の中に含まれている場合もあります。予約の際に確認してください。

また、神社での神前結婚式と、ホテルや結婚式場で神式の結婚式を挙げる場合では謝礼としての初穂料、玉串料の金額が異なります。ホテルや結婚式場で行うほうが玉串料(初穂料)がややお手ごろで、50,000円くらいから設定されています。

http://www.jp-guide.net/manner/sa/shinzen_wedding.html

(神前結婚式参考)

 

以上が大体の流れと費用についてでした。

式費用については神社ですのでお手頃なお値段ですが、和装のお衣裳をどこまで

豪華にするのか?で費用が変わってきます。

少し長くなってしましましたが・・ぜひ緑豊かな湘南の地区で

氏神さまに見守って頂きながら”大人和婚”

挙げてみませんか?

お読み頂きありがとうございました。

湘南ウェディングカウンタ― 友永

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