2019.03.12(火)
- 結婚準備について
結婚式の引出物【相場は?・品数は?・どんな物を送ればいい?】
こんにちは
湘南ウェディングカウンターの中村です^^
結婚式に来て下さったゲストの皆様全員に用意する引出物。
ご友人・親族・職場の方で引出物のご金額や内容が変わってきますよね?
引出物の予算・内容、引出物を結婚式場に持ち込む際の注意点等ご案内していきたいと思います。
【結婚式の引出物の品数】
結婚式では、“割れる”という言葉の連想を避けるため、引出物の数も偶数を避けて奇数個にするのが昔からの習慣となっています。数については地域によって異なりますが、平均は3品です。3品の内訳は、記念品1品+引菓子1品+縁起物1品を1セットにして贈ります。
最近では都心部を中心に、奇数個にこだわらず記念品と引菓子の2品を引出物にする方も増えてきています。予算を削る という意味ではなく、ゲストが持ち帰るのに負担にならないようにするという気持ちです。ただし2品の場合、記念品の金額を上げることが多いです。
【夫婦や家族への引出物は?】
引出物はゲスト1人に1セットを用意しますよね?夫婦や家族で出席してくれる場合は、人数分のセットを用意するのではなく、1世帯1セットです。その場合、夫婦や家族でのご祝儀額は単身者より高額になるので、引出物の金額や品数で調整することが必要です。
気をつけたいのは、夫婦別々にご祝儀をいただく場合は、引出物も2セットが必要になります。
しかし結婚式当日までわからないので、基本的には1世帯1セットとし、ご祝儀を別々にいただいた場合は後日、内祝いとしてお返しをしましょう^^
【 結婚式の引出物の相場】
結婚式の引出物は、ゲストからいただくご祝儀額に見合った金額の品を用意します。ご祝儀額は親族、来賓、友人など、新郎新婦との関係性によって異なります。
☆親族☆
(記念品・引菓子・縁起物の3品):3品で8,000~15,000円
親族内でお祝い事に関するルールを決めていることもあるので、まずはお二人のご両親に確認をとる事をオススメします。親族の場合、結婚式当日までに実家にお祝い金をいただく場合が多いので、実家から離れて暮らしている新郎新婦は両親と連絡を取り合うようにしましょう。
☆来賓☆
(記念品・引菓子・縁起物の3品):3品で5,000~10,000円
勤務先の上司に出席してもらう場合、祝辞や乾杯などの役割をお願いすることもありますよね?また、友人・同僚よりは多めのご祝儀額が予想されるため、引出物の金額も多めに設定します。
☆同僚・友人☆
(記念品・引菓子・縁起物の3品):3品で5,000~7,000円
同僚には基本的には同じ内容で贈り、友人には趣味嗜好に合った品物を選ぶことが多いです。贈りわけをする際には、ゲスト同士が見比べて金額差が浮き彫りにならないよう注意しましょう。
【記念品の相場と選び方】
記念品の相場と選び方について見ていきましょう。
♡相場:約3,000円~
♡品物:食器やシルバー類、タオル、コスメ、カタログギフトなど
同じ日用品でも、親族用と来賓用で異なる品を選んだり、女性の友人ゲストにはコスメ、男性の友人ゲストにはグルーミンググッズなど、贈る相手に合わせて選びたいですよね^^自分がもらって嬉しいもの、いくつあっても困らない品を選ぶのがおすすめ。
カタログギフトも記念品として定番で人気です♪
カタログギフトは金額設定は3,000~100,000円と幅広く選びやすいです。
カタログの内容
グルメ
日用品
インテリア雑貨
お食事券
宿泊券
コスメ
鞄や財布
など、実に豊富に選べるので、金額はもちろん贈る相手に合わせて選べるのが嬉しいですね。
カタログ以外でのおすすめは・・・
《女性の友人ゲストに喜ばれる記念品》
ネイル・ハンドクリームセット・入浴剤・メイクブラシ・ボディクリーム
《男性の友人ゲストに喜ばれる記念品》
シューケアキット・ポケットチーフ・グルーミングセット ・鞄
《職場の上司など来賓に喜ばれる記念品》
ブランド食器・タオルセット・カタログギフト
《親族に喜ばれる記念品》
バスタオル・カタログギフト ・日用品
【引菓子の相場と選び方】
♡相場:約1,000円~
♡品物:焼き菓子、バウムクーヘン、和菓子など
洋菓子なら日持ちのするクッキーやパウンドケーキといった焼き菓子がおすすめです^^
定番で人気なのはバウムクーヘンですよね♪
引菓子には、結婚式後自宅で余韻を楽しんでほしいとの意味もあります。家族や夫婦には、ホール型のケーキやタルトなど切り分ける楽しみを、単身者には手軽に楽しめる個包装タイプのお菓子が良いです。最近ではご会場のレストランのオリジナル引菓子や、ホテルの人気の引菓子もゲストに喜ばれます^^
【縁起物の相場と選び方】
縁起物の相場と選び方をご案内していきます。
引出物を2品にする場合、この縁起物を割愛する方が多いです。
♡相場:約1,000円~
♡品物:鯛、鰹節、昆布、赤飯、梅干し、うどん
縁起物は、新郎新婦の出身地の風習やマナーなど地域性が表れやすい品物です。
地方による違いだけでなく、同じ都道府県内でも認識が異なることもありますので、両親や祖父母に聞いてみましょう。
相手方の親族に贈ると、縁起物を通して話のきっかけ作りになることもあります。結婚式という機会だからこそ贈ることのできる、特別なギフトが縁起物なのです。
【引出物を結婚式場に持ち込むには?】
ゲスト一人一人へ感謝の気持ち伝えるのに必要な引出物。
最近では引出物をネット注文する方、も増えてきています。
結婚式場では基本的に、式場が提携しているショップの中から選んでもらうことを前提としています。
式場の提携ショップ以外で選んで持ち込む場合、引出物1個につき500円~の持ち込み料が請求されます。
ゲストの人数が多ければ多いほど持ち込み料も高額になるので要注意。引出物を持ち込みたい場合には、契約条件としてはじめにご会場の方にお伝えしましょう。契約後の打ち合わせがスムーズとなり、予算把握をするのにも役立ちます^^
いかがでしたでしょうか?
引き出物はゲストへの感謝を伝えるものです。
「感謝の気持ちに差をつけない」という考え方から、引き出物をゲストごとに変えることはタブーとされてきました。
しかし、いただくお祝い金額はゲストによって異なり、親戚や上司からは多めです。
最近では、引き出物をゲストの立場、年齢などによって贈り分ける傾向が高まっています。
分け方は、親戚・上司、男性の友人、女性の友人。
さらに既婚者には家族で使えるものなどに分けられることもあります。
相手をの事をよく考え感謝の気持ちを引出物で伝えられるように、引出物選びには時間をかけましょう^^